宝塚ホテル（阪急・JR宝塚）は４月１日からビュッフェの営業をビュッフェ＆カフェレストラン「アンサンブル」でスタートした。「自分だけのフルコースを仕立てるような贅沢ビュッフェ」をコンセプトに、本格的なフレンチのひと皿や、前菜、スープ、魚料理、デザートなど多彩な料理を組み合わせて食べ放題で楽しめるビュッフェを、ランチ、ディナーで用意している。
これまでのコース形式での営業の良さを残しつつ、シェフやパティシエが目の前で料理を仕上げる演出を加えるなどして、幅広い世代が楽しめるように趣向が凝らされている。一番の注目はライブキッチンでのパフォーマンス。ローストビーフ、サーモンと野菜のパイ包み焼きなどホテルならではの本格的なメニューを、オープンなキッチンで調理してお皿に美しく飾って提供してくれる。サラダバーでもシェフが活躍。色鮮やかな野菜、トッピング、ドレッシングの中から、シェフが取り合わせるおすすめのサラダやオープンサンドが楽しめる。スイーツもパティシエが吟味。苺のモンブランやグラスデザート、苺のクラフティなど、春らしい可愛いスイーツが約15種類も並ぶ。
各料理はとにかく逸品ぞろいだ。ライブキッチンで提供される「ローストビーフ 山葵風味」は、柔らかく焼き上げられたローストビーフの深い味わいが、少し刺激のある山葵風味のソースとよく合う。「魚介のブイヤベース風」は海老、白身魚、烏賊（いか）の旨味がたっぷり凝縮された一品。ランチには「神戸ポークの石窯ロースト 林檎風味オニオンソース」、ディナーには「ビーフステーキ トリュフ風味のソース」がそれぞれ時間限定で登場する。
楽しみなスイーツもバラエティー豊かに勢ぞろい。「苺のモンブラン仕立て」は、バラのクリームをまとったスポンジに、苺風味のマロンクリームをたっぷり絞って目の前で仕上げてくれる。「苺とワッフルのヴェリーヌ」「苺と赤すぐりのムース バラの花びら添え」「苺のクラフティ」など、華やかなスイーツがずらりと並び、ついつい手が伸びる。
宝塚ホテルは2020年6月に移転開業したが、新型コロナの感染拡大防止の観点から、ビュッフェ形式でなく、洋食コース・アラカルト形式で営業を続けてきた。４月から本来の営業形式が実現することになった。
料金はランチ（11～16時、LO15時、90分制）平日4,500円、土日祝5,000円、ディナー（17時～21時30分、LO21時、120分制）＝平日5,500円、土日祝6,000円。ランチ、ディナー料金には、ソフトドリンク飲み放題を含む。11時～21時30分（LO21時）はアラカルトでも可。
問い合わせは、電話0797・87・1152（直通）へ。
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